白毛門 -朝日岳-七ッ小屋山歩き  H18 08-31

 これで夏も終わり、天気も期待できそうなので馬蹄形縦走を夢見て出かけました。
しかし水が切れ、バテてしまい沢に下って、断念! 体力の無さを痛感、いつかリベンジを。
今まで一番歩いた一日でした。



山歩き行程 (写真を撮りながらなのであくまで参考です)
土合登山口 -1時間44分-松ノ木沢の頭休憩15分-41分-白毛門山頂
休憩5分-47分-笠ヶ岳山頂休憩10分-
1時間06分-朝日岳山頂
軽食休憩20分-40分-ジャンクションピーク -1時間05分-清水峠休憩5分-56分-七ッ小屋山
休憩12分-46分-蓬峠 -13分-水場昼食休憩24分-40分-白樺避難小屋-1時間25分-JR見張小屋-1時間03分-  
土合登山口      全歩行工程(休憩含む) 12時間17分 


白毛門登山 H18  8月31日
枠のある写真は、はクリックすると少し大きくなります

山行図はこちら

山域別記録
日付順山行記録
白毛門 (単独行)
標高1,720m
笠ヶ岳 
標高1,852.1m
朝日岳 
標高1,945.3m



松ノ木沢の頭   6:59 

 豪雪の名残か標柱が倒れていました。
長い急登もここで一休み。
シャツも汗がびっしょり !
今年初めての白毛門登頂、気合も入ります。


七ッ小屋山 
標高1,674.7m 
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土合 東黒沢登山口   5:15

土合駐車場は車が2台
これから白毛門-蓬峠に行く方が、準備をしていました。
暑いので、5時前に登山開始すべきでした。


小烏帽子より一ノ倉沢

小烏帽子より一ノ倉沢  9:14

 笠ヶ岳の向こうに谷川岳-一ノ倉岳が見える。
これだけ景色が良いと、辛い登りも苦になりません。

蓬峠    13:47   

蓬峠には、黄色い蓬ヒュッテが目立ちます。
小屋番さんも宿泊者が来るので、準備のようです。

日が長い頃なら、一日で馬蹄形縦走が出来そうです。

松ノ木沢の頭より一ノ倉沢

松ノ木沢の頭より一ノ倉沢 

谷川岳のガスも取れて来て、一ノ倉沢を見ながら
登るのは最高の気分です。


白毛門山より一ノ倉沢  7:55

白毛門の定番写真です。
先が長いため、写真を撮っただけで、進みます。



笠ヶ岳より360度 パノラマ クリックすると大きくなります

朝日岳-清水峠間   

 清水峠は、ずっと先だなー
なだらかな七ッ小屋山の隣には、険しい大源太山がそびえて
いる。
天気も曇ってきたので、涼しくなりました。

新潟側は、登山道が崩落している所もあります。

オヤマリンドウ(御山竜胆)
朝日岳手前

ウメバチソウ(梅鉢草)
清水峠

朝日岳の地図

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画像掲示板

白毛門山より笠ヶ岳、大烏帽子  

左「笠ヶ岳」、右「小烏帽子、大烏帽子」
朝日岳は、この奥に隠れているのです。



笠ヶ岳へ 

白毛門山-笠ヶ岳間  

ここからが、一ノ倉沢が一番良く見える。
手前のナナカマドも、ちょっとだけ色が付いています。



笠ヶ岳山頂   8:47

 笠ヶ岳山頂には、名前の判らなくなった標柱が一本。
新潟側は曇っていますが、周りの景色は最高です!


いつか朝日に輝く谷川岳の写真が撮りたいものだ!

笠ヶ岳より360度 パノラマ
朝日岳へ 

笠ヶ岳避難小屋

 山頂を少し下った所の避難小屋。
物凄く暑そうでした。
朝日の谷川岳を撮るには、ここに泊まるのか。

小烏帽子へ

 笠ヶ岳を下ってまた登り返し、朝日岳はずっと先。
鞍部は初夏には、お花畑になりそうです。

大烏帽子より朝日岳  

 ここまで来るとやっと朝日岳の山頂がが見える。
後ろは巻機山でしょうか。
まだ遠いなあー。

宝川温泉分岐  

木道歩きの高層湿原地帯です。
 
分岐先に水場があると言うが、寄り道しないで
先を急ぎます。

朝日岳直下 

 あと一登り、のこぎりの歯みたいな登山道も
もう一息。
岩の後ろが朝日岳です。


朝日岳山頂   10:03

 第一の目標達成!。 長い道のりでした。
振り返ると大烏帽子-笠ヶ岳、奥には谷川岳が見える。
コースタイムで5時間40分
ここまで休憩を挟んで4時間48分
暑さのせいか早く登れませんでした。
ざるそばを食べて、しばし休憩。
笠ヶ岳方面では県警のヘリが
飛んでいました。

朝日岳から清水峠 

ジャンクションピーク  10:43

 右へ行くと巻機山です。
難路、道無しとありました。
残念ながら、巻機山頂は雲で見えませんでした。

朝日岳北側湿原

朝日ヶ原   

 朝日岳北側湿原
池塘が点在する高層湿原、この時期イワショウブが
咲いていました。
高山植物の宝庫だそうです。

清水峠     11:48

清水峠には、JR送電線監視小屋(左)、JR白崩避難
小屋(右)があります。
写真では、判りにくいのですが、監視小屋のほうが
立派で大きな建物ですが、登山者は立入り禁止でした。


この付近には、ウメバチソウが沢山咲いていました。

R送電線監視小屋

JR白崩避難小屋
こちらは小さくて狭いです。

清水峠から七ッ小屋山 

清水峠     11:48

(左)七ッ小屋山、(右)謙信尾根の分岐路。

この手前で沢に降り、水を補給していれば・・・
後の祭りだった!


これから笹原を登っていきます。

 七ッ小屋山    
七ッ小屋山より360度 パノラマ クリックすると大きくなります
大源太山

七ッ小屋山     12:49

やっと七ッ小屋山到着、見晴らしが良い!
日差しが強くなり喉が渇きますが、麦茶500cc 
オレンジジュース500cc
水を補給しなければ!

七ッ小屋山より360度 パノラマ
七ッ小屋山から蓬峠 
七ッ小屋先から谷川岳

七ッ小屋先から谷川岳    

笹薮で足元も見えません。
杖で笹をかき分け進みます。
 蓬峠は、まだ先だなー。
照りつける日差しで喉も渇く。

七ッ小屋山を振り返る    

後ろにはなだらかな七ッ小屋山が、
前方には湿原
があり、笹原も一休み。

蓬峠から土合 

武能岳 土合分岐路    13:51   

水場まで15分!
浴びるほど水が飲みたい!
誘惑には勝てませんでした。
思わず下ってしまいました。

白毛門から七ッ小屋山で出会った植物  (まちがっていたら教えてください)

湯檜曽川河原     

一ノ倉沢を過ぎると、湯檜曽川の河原を歩きます。
大きな石にマークがありますが、薄暗い中では
道に迷ってしまいそう。

ウメバチソウ(梅鉢草)

ヤマアジサイ(山紫陽花)
湯檜曽川沿い

ヤマアジサイ(山紫陽花)

ミヤマカラマツ(深山唐松)
蓬峠下

ミヤマシシウド(深山猪独活)
蓬峠下

白樺避難小屋    15:04   

小沢を幾つか渡り、旧国道と合流点を過ぎると、
JRが管理する避難小屋が見えました。
中は狭いです。

水場    14:00   

10分掛からず到着。
一気に1リットルも飲み、今晩泊まらないため、食料も
大方食べてしまいました。
お弁当も、水が無いと美味しく食べられませんね!

冷たい水に足を入れ、気分をリフレッシュ。
もう登る気になりませんでした。
新道を下り帰る事にしました。


JR見張小屋    16:29   


ここまで、武能沢を渡り湯檜曽川沿いの平坦の道を
歩き、芝倉沢を横切ると、林の中にJR見張小屋が現れ
ます。

大きな建物ですが、立入り禁止でした。

マチガ沢  17:06     

橋がない!
少し下流を飛び石伝いに渡ります。
新道は、川沿いを通るため、増水時は気をつけたい
ものです。
 
この先砂利道の道路に出て、土合駐車場5:32でした。
長い時間歩きました。

イワショウブ(岩菖蒲)
朝日ヶ原湿原他

オニシモツケ(鬼下野)
蓬峠下

タカネトウウチ草(高嶺唐打草)
朝日岳下

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