武尊山歩き  H18 11-25

武尊神社 林道終点駐車場   8:12

 青木沢集落奥は、「
これより先冬期間通行止」の
バリケードが有りますが、退かして入ります。
 武尊神社では、一組の夫婦が準備をしている。
私は軽トラで、林道を奥まで進む。
10数台分の駐車場があります。

標識はありませんが、凍った林道を歩き、しばらくすると
手小屋沢・剣ヶ峰分岐にでる。


 山はすっかり冬の様相です。雪深くならないうちに、みなかみ町 裏見の滝 武尊神社より
武尊山・剣ヶ峰山頂に登りました。


枠のある写真は、はクリックすると少し大きくなります。


沖武尊登山 H18 11月25日
山歩き行程 (写真を撮りながらなのであくまで参考です。)
武尊神社先林道終点駐車場 -13分-手小屋沢・剣ヶ峰分岐-44分-手小屋沢分岐休憩14分-1時間49分-
武尊山頂
昼食休憩1時間15分1時間13分-剣ヶ峰山頂休憩24分-1時間21分-手小屋沢・剣ヶ峰分岐-9分-
終点駐車場       全歩行工程 7時間22分

山域別記録
日付順山行記録
武尊山(沖武尊)標高 2,158m(単独行)
剣ヶ峰山   標高 2,020m(単独行)

手小屋沢・剣ヶ峰分岐   8:25

 林道は、剣ヶ峰方向に続いているのですが、
左に進み、手小屋沢方向に行く事にする。

 武尊-剣ヶ峰を廻るのであれば、左の方が鎖場があるので、登りに使ったほうが、安全です。

山行図はこちら

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手小屋沢・剣ヶ峰分岐   9:09

 尾根に出て、上の原方面からの登山道と合流。

右の、手小屋沢避難小屋方向へ平坦な道を進む。
日陰では雪も見えてきた、さて小屋は何処に有るのだろう。

手小屋沢へ  

 緩やかな道は、勾配を増し尾根に登り上げる。
だいぶ寒い、手袋が離せません。
 この先雪は、どうだろう、軽アイゼンは用意したが、まあ大丈夫だろう。
 防寒着・バーナー・テルモスなど、余計な物を詰め込んだザックが重い。

林道終点駐車場   15:34

 この時期の日は短い、少し写真を撮りすぎ予定より下山が遅くなってしまった。

 私の他に1台の車、逆周りの2人は明るいうちに下れただろうか。

 今年は、これで高い山はおしまいでしょう。

手小屋沢避難小屋   9:22

 合流点から少し進むと、左下に手小屋沢避難小屋が
見えた。
コースを逸れ左の雪に埋もれた、急坂を下って
避難小屋を見てみる。
 谷川山系のカマボコ型をしたもので、3人位泊まれ、
水も近くの手小屋沢にあります。
すのこは無く、マットが必要です。冬季使用不可

岩場

 小屋からは、積雪も多くなり凍りついてアイゼンを着用しました。
道も急になって来ると、梯子とロープの斜面が次々
現れる。
同じ武尊でも北向き斜面は、違うものだ。
こんな所は下れないので、帰りは剣が峰山を迂回して降ります。 

岩場1箇所目  10:12 
梯子とロープ

岩場2箇所目  10:22 
梯子とロープ

岩場3箇所目  10:30 
ロープ

岩場4箇所目  10:30 
クサリ

岩場5箇所目  10:30 
梯子とクサリ

岩場5箇所目の上は、上越の山が見渡せるいい眺めでした。  

岩場6箇所目  10:43  梯子とクサリ

 こんなにロープや鎖があるとは思いませんでした。
少し甘く見ていたようだ。
これでロープや鎖が凍りついていたら、登れません。
ハイキング気分は吹き飛びました。

山頂へ

 岩場を過ぎほっとし、ハイマツとシャクナゲが覆いかぶさる道を進むと、もうすぐ頂上です。
 初夏に登ればきれいでしょうね。

 
南を見ると、赤城山、先には剣が峰山も。 

武尊山頂   11:12

 歩き出して丁度 3時間、頂上は,誰もいません。
後からご夫婦の方が、登ってきました。
アイゼン無しでだいぶ苦労したそうです。
単独の方や男女など入れ代わり登って来ました。
南側は雪の心配が無いそうでした。

 今まで武尊に登った中で、最高の景色でした。

 
谷川山塊を見下ろす
富士山
浅間山
武尊山頂より360度 パノラマ
武尊山頂より360度 パノラマ クリックすると大きくなります。
谷川岳 山系
至仏山
剣ヶ峰山へ

 前に立ちはだかる剣ヶ峰山へ、雪を踏みしめ、
山の左側を回りこんで見ると、剣ヶ峰山分岐へ出た。

 途中逆周りで、武尊に登る男女と出あった。
振り返ると、すでに頂上にいる。


 
日光白根山
剣ヶ峰山へ H18 11月25日
武尊下山  12:27

 すばらしい眺めの武尊を後に、
山頂から10mほど東に下ると、剣ヶ峰山分岐です。
ざくざくの雪道を行くと、急傾斜なガレ場になる。
 
 
剣ヶ峰山へ

 近い様に見えても、幾つかピークを越えるので
意外と遠く感じる。
此処でもハイマツとシャクナゲが、覆いかぶさる。
シャクナゲの花芽が少なく、また来年もハズレでしょうか。
 
 
剣ヶ峰山頂  13:40

 尖った山に見えたが、細長い頂上だ。
武尊の山並みが良く見える。
午後の光線に浮かび上がる、西の山々も綺麗だ。
谷川岳一ノ倉沢は、日陰でもう暗い。
白根山は、剣ヶ峰と家ノ串山の間に顔を覗かせている。
上越国境の山も輝いている。
 
剣ヶ峰下山

 大木が根こそぎ倒れていました。
下り坂も緩くなり、雪も減ったのでアイゼンを外します。
この先、小さな沢を幾つか渡り、武尊沢の水音を左に聞きながら、平坦な道を進むと、手小屋沢方向からの道と合流。
 その先すぐに、駐車場だ。



 

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剣ヶ峰山分岐 13:27

 左は剣ヶ峰山-川場スキー場、右に下ると
武尊神社。
 下るにはもったいない、100mほど登れば頂上だ。
ザックをデポし、アイゼンを再び付け、雪の深い大変急な坂を登る。


 
武尊 剣ヶ峰山頂より360度 パノラマ クリックすると大きくなります。
武尊 剣ヶ峰山頂より360度 パノラマ
白根山
巻機山
剣ヶ峰下山 H18 11月25日

武尊山の地図

剣ヶ峰下山

 雪の積もった急坂を40分ほど下る。
こんな所は登りたくないな、このコースはやっぱり
鎖場を登りに使うべきでしょう。




 
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