センターハウス 8:37
自宅からここまで、35分程度で着きます。
迦葉山や玉原高原の紅葉が、朝日を浴びてきれいな中を2人でドライブ、妻は玉原湿原も見ずに帰ると言う。
さすがに紅葉が終わった湿原など面白くないだろう。
私は迎えをお願いして、迦葉山下までほとんど登りの無い山下りに出発だ。
玉原湿原入口 8：45
湿原入口では1組のご夫婦がいましたが、今回の縦走で出合った方はここだけでした。
もう晩秋の気配で、雪の便りも迫っています。
どんぐり
コナラの実だろうか、どんぐりも沢山落ちている。
熊の餌で木の上で、熊棚を作りながら食べるそうだ。
人間には、アクガ強くて食べられず。
迦葉山頂 12：01
お昼までに着く予定だったが、1分オーバー。
今日の昼食は、カップ蕎麦とおにぎり1個。
火事にならないよう、木の葉を退かし石の上に乗せた、お茶の空き缶でお湯を沸かす。
これからの季節、暖かい物が欲しくなるが、ここは日当たり良く、ポカポカだ。
横になり少しの時間だけのお昼寝、紅葉が見頃なのに、誰も登ってきませんね。
玉原越 9：09
ブナ平分岐を過ぎ、進んでゆくと玉原越の砂利道にに出る。
藤原ダムは見えないが、右方向は25年前に鉄塔工事に来た所だ。
お昼に弁当を食べていると、熊が横切っていった。
尼ヶ禿山へは左へ進み、舗装道路に突き当たると右だ。
玉原湿原
湿原は、ほとんど紅葉も終わり冬枯れ手前でした。
けでした。
薄水色の空と茶色く枯れた木々の葉が、さようならと言っているようで寂しい世界。
一人黙々と足を進める、立ち止まって眺める紅葉も無い。
迦葉山 弥勒寺拝殿
迦葉山 参道を振りかえる
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尼ヶ禿山頂 9：55
8月11日に猛暑を逃れに登ったが、もうだいぶ涼しくなってしまった。
センターハウス駐車場には、登山準備をしていた人がいたがこちらには、登らなかったようだ。
完全に晴れてはいないが、南方向はまずまず。
武尊・赤城・子持・小野子、微かに榛名山も見える。
おにぎりを一つ頬張り、下山する。
迦葉山へ
林を南に登って行きます。
急勾配ではないが、今日一番の登りかも？
この先、木々の合間に玉原湖を見て、東に道が曲ると南面が明るくなり迦葉山が近い事が分かるようになる。
白樺湿原 11：31
何所が白樺湿原かと思ったら対岸に白樺が生えていました。
しかし湿原内に遊歩道も無く、写真が撮れず・・・。
湿原を西に回り込み、ぬかるんだ道を過ぎると迦葉山への登りです。
白樺湿原手前のカエデやブナの色付き
ブナ林がこんなに綺麗だとは、上を見ていて飽きませんでした。
もみじの落ち葉
苔むした、朽木の上に載ったカエデの落ち葉。
そっと拾って日にかざす。
一人で歩くにはもったいない。
折り返しを過ぎた人生、この道と同じように下り坂。
せめてこの枯葉のように、輝く時もありたいもの。
玉原湿原 朝日の森分岐
湿原を過ぎ、ブナ林に分け入る。
左が朝日の森を経由して尼ヶ禿山なのだが、足を踏み入れると先はヤブだ。
ほとんど人が入っていない見たいなので、遠回りになるが、玉原越を回り、みなかみ町方向へ進む。
鉄塔 9：35
ここまでは、草刈され整備されています。
左の巻き道は鉄塔巡視路の、カエデルート。
右が尼ヶ禿山登山道。
迦葉山 参道を振りかえる
玉原湿原
木道に張り付いた、モミジやブナの葉が赤や黄色に染まった山々の名残だ。
踏みつけるのも、もったいないが、この先ずっと落ち葉をけり散らかして進む事になる。
御嶽山大神石碑 12：44
頂上から東に向うと直ぐ石碑があります。
こんな石どうやって持ち上げたのだろうか？
下山道は南に向きを変え、これより下は急坂なので、落ち葉で滑ります。
迦葉山 参道を下る 13：58
和尚台
道路から見上げた絶壁の和尚台です。
右側を鎖で登って行きます。
下からも人が登っていると良く見えます
ライオンが、吠えているような形ですね。
迦葉山 弥勒寺 中雀門 13:48
迦葉山 参道を下る
迦葉山頂
山頂ｶらは、この方向のみ見晴らしは期待できません。
何とか赤城山 子持山 三峰山 戸神山が霞んで見えました。
玉原ダム分岐 10：34
迦葉山は真っ直ぐ、玉原ダムは左です。
多少藪の所もありますが、尾根伝いの道なので迷う事はありません。
トンネル 9：18
砂利道を行くと、玉原発電所に抜けるトンネルに突き当たる。
柵があり中には入れないが、右に山道が出来ている。
おそらく鉄塔巡視路のようだ。
尼ヶ禿山へは、トンネル左の道標の方向。
迦葉山 弥勒寺拝殿
迦葉山 山門 14：23
迦葉山 下山
和尚台から下も急坂です。
木々の上は紅葉し赤くなり、下の枝はまだ緑なので、コントラストが美しい。
普段は和尚台下まで登る人もいるのだが、誰にも会わず。
前回来た時には、老人が和尚台に登っていたが、私は足がすくんで途中であきらめました。
和尚台下 12：58
紅葉の急坂を下ってくると、岩が多くなる。
道標に和尚台は右とあるが、上に登るには左へ巻く。
壊れかけた鉄梯子を登り、鎖を頼りに中段テラス場な所から、
岩をまたいで右へ行く、隙間から胎内潜岩が覗ける。
ここから上が恐怖を伴う、岩に慣れていない人はやめた方が良いだろう。
ごつごつして滑らないのだが、鎖1本で切り立った岩をよじ登る。
途中トラバースし、最後の鎖2本これがまた怖い。
上は少し平場が在るのだが、下を見るには勇気がいる。
白樺湿原へ
林の中の散策路的で、カエデの紅葉も時折見られました。
気温も上がってきて、快適な山の散歩と言う感じです。
カエデルート分岐 10：22
山を下って行き、カエデルート分岐の奥には、鉄塔巡視路立ち入り禁止の柵があります。
迦葉山・玉原ダムへのコースは、この左を入って行きます。
前回これのおかげで、玉原湖に向わず、カエデルートを戻ってしまいました。
熊棚
やはりありました、熊棚！
昨年と比べ熊の目撃が少なくなりましたが、まったくいない訳ではありません。
私は、熊鈴とラジオを鳴らし、ストックと長柄の鎌で用心しています。
一人で歩く方は、細心の注意が必要です。
尼ヶ禿山頂より佐山集落方向
山頂先で足元を見下ろすと、ブナ林も茶色くなってしまったが、美しい。
こちらの方向は、鉄塔巡視路が伸びており、迷い込む人もいるそうだ。
熊が出そうな雰囲気です。
尼ヶ禿山登山道
落ち葉を踏みながら、良く整備された鉄塔巡視路を進む。
葉はまだ落ちきっていない。
この先の小沢を渡り、山へ登ってゆくと前回来た朝日の森分岐に合流。
