白毛門  H20 05-06

 

 2年前の5月15日に残雪の白毛門に挑戦し、雪の状態が悪く、松ノ木沢の頭で引き返しました。
今年も終盤になって雪が降ったので、残雪が多いでしょうが、松ノ木沢の頭まで行くつもりで出かけました。

白毛門で出会った植物  (まちがっていたら教えてください)

土合 東黒沢登山口   10:26

 途中でスキーを担いだ人に出会ったのだが、ご苦労な事です。
とても真似出来ません。
 予定の時間に登山口まで降りられた。
子供連絡を取り、今度はSL奥利根号最終日の諏訪峡へ車を走らせなければ。
 結果は、Tomoの奥利根上越線でどうぞ。

白毛門沢  タタラノセン  

 雪解け水は、朝より増えたようだ。
滝に日が当たり、いっそう綺麗に見える。
秋も良いが、若葉の季節も見ごたえのある景色だ。

白毛門下山道  

 松ノ木沢の頭下の残雪箇所、急坂を滑り降りる事も出来ないので、慎重に降りなければ・・・。
 下りでも10本爪アイゼンは利きますね。

夏道と違い、雪の下りは膝への負担が少ないので良い事もあるのだ。

松ノ木沢の頭より谷川岳と一ノ倉岳    

 だいぶ雪も溶けたようですが、私が西黒尾根を登るのにはもう少し待ちましょう。
ここのシャクナゲの蕾も多いので、綺麗な写真が期待できそうだが、仕事の都合とお天気の都合が合致しなければね。

松ノ木沢の頭へ    

 ブナ林の雪の斜面は夏道も消え、アイゼンを付けて登るしかありません。
2年前に来た時は、6本爪でしたが、10本爪アイゼンは利きが違います。。

山歩き行程 (写真を撮りながらなのであくまで参考です)
土合登山口 -1時間-ヒノキのウロ-1時間-松ノ木沢の頭休憩13分-43分-白毛門山頂昼食休憩20分
-33分-松ノ木沢の頭休憩5分-45分-ヒノキのウロ-47分-土合登山口
全歩行工程 5時間26分(休憩含む) 

白毛門山の地図

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白毛門下山道  

 日が当たったタムシバの白と、残雪の白で奥利根の春到来を感じさせます。
 イワウチワも暖かくなり、足元で元気に咲いている。

白毛門下山道  

 薄い雪庇の下はこんな具合です。
踏み抜かないように端は歩かないようにしましょう。
 下から見えたクラックの所からも撮影
(下のパノラマ写真)

白毛門山より360度 パノラマ クリックすると大きくなります。
天神平スキー場

白毛門登山道  

 松ノ木沢の頭から先も残雪があります。
締まった雪の上をトレースに沿って登ると、足跡が分かりにくくなる。
 写真の左上、口をぱっくり空けたクラックの側を登るか、雪解しててぬかるんだ草付の急斜面を直登するか、悩みましたが、安全を考え、直登しました。
 ここを過ぎれば、後は景色を眺め、頂上まで順調に登れた。

松ノ木沢の頭へ    

 鎖のある岩場には、雪は有りません。
この上から谷川岳や土合方向が読みえるが、南方向は霞気味だ。
谷川岳や一ノ倉沢の見渡せる松ノ木沢の頭は、すぐこの先にある。

松ノ木沢の頭へ    

 横に谷川岳を見ながら、ゆっくり足場を確かめながら登ります。
この写真から斜面の角度が分かります。

桧の洞 ヒノキのウロ  6:00

 ここまでちょうど1時間、ここまで雪が無かったのだが、この先から残雪が所処覗かせるようになる。
足跡が無いので、本日トップのようだ。

松ノ木沢の頭より白毛門   7:00

 歩き始めて2時間、景色を眺め、写真を撮っていたのでいつもより少しペースが落ちたようだ。
先を眺めると、残雪が在りクラック出来ている場所が1箇所あるが、右へ迂回すれば登れそうだ。
少し休んで、先へ進む事にする。

登山道の花  

 急坂を登り、息が切れてくると、タムシバが登山道両脇に数多く咲いている。
白い花びらは、雨で垂れ下がり気味、しかし、これほど多く咲いていると圧倒される。
シャクナゲだけでなく、タムシバも当たり年かも。

マンサク(満作)

ショウジョウバカマ(猩々袴)

イワナシ

白毛門山 標高1,720m  (単独行)


白毛門下山道  

 もうすぐ松ノ木沢の頭、登りは誰にも行き会わなかったが、下りは此処までに3人に会いました。
 皆さん谷川岳の残雪を見たいようです。
雪庇の名残が続きます。

白毛門下山道  

   本日6日までSL奥利根号が走るので、笠ヶ岳は諦め、おにぎりを頬ばり即下山。
息子と11時に、諏訪峡で待ち合わせているので急がなくてはならないが、下りの方が危険なので慎重に足を進める。

白毛門山頂 7:56  

 今日の一番乗り! 
出来れば、日の出を見たかったのだが、しかたがない。
頂上は風が強く寒い。薄氷や霜柱も出来ている。
昨日は、あられが降ったのだろうか? パラパラと白い物が落ちている。
 晴天で谷川岳の眺めが素晴らしい! こんな景色を見られるなら3時間の急登も苦になりません。
全体的に少し霞み始めた、遠くの山もすっきりしない。
 

登山道の花  

 シャクナゲが咲き出しました。
今年は、花芽が沢山付いていますが、花は小ぶりです。
ヒノキのウロ付近までが見頃でした。

山の取り付き  

 ブナの新緑が眩しい。
沢の崩れたコンクリート道を登ると平坦になるが、直に急登の始まりだ。
ここから1,000mを一気に登る事になるので、白毛門山を敬遠している人もいるが、真夏で無い限り私は好きな山だ。

イワウチワ(岩団扇)

ムシカリ 別名オオカメノキ

ご意見ご感想は以下へ

松ノ木沢の頭より谷川岳   8:49

 ちょっとだけ休んで、先を急ぐ。
朝は冷えて風が強くなっていたが、だいぶ暖かくなってきた。


登山道の花  

 登山口付近のイワウチワは、花が雨で落ちていましたが、高度を上げると見頃になり、林の中に沢山咲いていました。
他にショウジョウバカマも幾らか咲き出していました。

枠のある写真は、はクリックすると少し大きくなります

山行図はこちら

白毛門山登山 H20 5月 6日

画像掲示板

アズマシャクナゲ(東石楠花)
咲き始めでした。

タムシバ
最近までコブシと勘違い

白毛門山下山
幽ノ沢を流れ落ちる雪解の滝
一ノ倉沢の残雪

白毛門沢  タタラノセン  

 若葉の眩しい木々の間から間から、滝が轟々と落ちている水音が響いていました。
前日の雨と雪解け水で、すごい水量でした。

山域別記録
日付順山行記録

土合 東黒沢登山口   5:00

 日の出前、駐車場には車が数台、テントが2張り。
もう登り始めた人はいるのだろうか?
渓流釣りの方が竿を持ち、東黒沢へ向う。
まだ寒いのでベストを着込む。
この季節は、服装に迷います。

ムラサキヤシオ(紫八潮)

笠ヶ岳の登山道
白毛門-松ノ木沢の頭間より谷川岳と一ノ倉岳  クリックすると少し大きくなります。

松ノ木沢の頭へ    

 雪原上部は、立木も無くなり滑り落ちたたら、大変です。
南斜面なのになぜこれだけ雪が多いのでしょうか?
吹き溜まりなのか?。

白毛門登山道  

 木々の合間から朝日が当たる谷川岳、オレンジ色の輝きが眩しい。
もう1時間早起きをしないとだめですね。

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