谷川岳山歩き  H19 07-01

前日武尊に登ったばかりだが、山開きの谷川岳を、巌剛新道よりオキノ耳までピストンしました。
山頂は、一日ガスの中でしたが、氷河の跡周辺と、オキノ耳周辺では高山植物が綺麗に咲いていました

谷川岳  トマノ耳標高1,963.2m  (単独行)
      オキノ耳標高1,977m   ( 〃  )

枠のある写真は、はクリックすると少し大きくなります
山歩き行程 (写真を撮りながらなのであくまで参考です)
マチガ沢駐車場-1時間31分-ラクダのコル-1時間22分-トマノ耳-18分-オキノ耳-26分昼食休憩30分
-12分-トマノ耳-
1時間6分-ラクダのコル-54分-第一見晴休憩9分-35分-マチガ沢駐車場
全工程 6時間37分   


谷川岳登山(巌剛新道) H19 7月 1日

マチガ沢駐車場   8:44
 
 谷川岳の山開きなので、多くの登山者が入っています。
 前回天神尾根から縦走したので、混んだ場所は敬遠。
巌剛新道なら空いていそうなので、初めてこのコースを使いました。

山域別記録
日付順山行記録
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巌剛新道を行く
 
 山開きなので、登山道の草が刈り払われています。
入口には、青く綺麗なヤマアジサイがお出迎え。
少し歩くと、マチガ沢の分水でしょうか、まるで沢歩きのようです。
靴を濡らさないように、なるべく石の上を渡ります。

後ろからは、スキーを担いだ人も登ってくる。

第一見晴  
 
 谷川岳頂上は、ガスで見えないが、右手にシンセン岩峰群がそそり立つ。

巌剛新道より白毛門

巌剛新道を行く
 
 だんだん勾配がきつくなってくる。
ずっと石がごろごろして、歩き難い。
振り返った先を見ると、何度も登って白毛門山が見えた。

巌剛新道を行く
 
 急な登りになり、鎖と鉄梯子が見える。
もうすぐ西黒尾根コースと合流です。

ツマトリソウ(端取草)
トマノ耳とオキノ耳の間 

ハクサンチドリ(白山千鳥)
トマノ耳とオキノ耳の間


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画像掲示板

西黒尾根 氷河の跡
 
 濡れていると滑って危険です。
昨年の6月4日に残雪の中を苦労して登ったことが、思い出されます。


西黒尾根 
 
 下ってくる人はあまり見かけません。
みなさん天神尾根を使うのでしょうか。
私はマチガ沢に車を置いた以上、また戻る他ありません。

膝が痛くなったのでペースが落ちます。

巌剛新道第一見晴   9:21
 
 巌剛新道も、私の痛いには辛く感じました。
ザーザーと水の流れ落ちる音を聞きながら、一人ゆっくり下山です。

ラクダのコル 10:15 
 
 急坂を登りほっと一息。
これから先は、何度も通った道だ。
花は綺麗でしょうか。

西黒尾根 
 
 上の方を見ると、だいぶ岩場に取り付いている。
先の方は、ガスでまるで見えず、谷川岳は下界が晴れていてもいつもこんなものです。
雨が降らないだけましかもね。

西黒尾根よりマチガ沢駐車場
 
 上から望遠で見下ろすと、自分の車も見えました。
15台位停められそうです。

ハクサンコザクラ(白山小桜)
西黒尾根

イワハゼ(岩黄櫨) 別名アカモノ
西黒尾根
シラネアオイ(白根葵)
トマノ耳とオキノ耳の間 

イワカガミ(岩鏡)
トマノ耳とオキノ耳の間

ハクサンイチゲ(白山一花)
西黒尾根

ジョウエツキバナノコマノツメ(上越黄花の駒の爪)
西黒尾根

タニウツギ(谷空木)
西黒尾根
ハクサンコザクラ(白山小桜)
ツガザクラ(栂桜)
トマノ耳とオキノ耳の間 
サラサドウダン(更紗満天星)
トマノ耳とオキノ耳の間 
ミヤマダイコンソウ(深山大根草)
トマノ耳とオキノ耳の間

チングルマ(稚児車)
西黒尾根

クモマユキノシタ(雲間雪の下)
西黒尾根

コバイケイソウ(小梅尅) 蕾
巌剛新道
コバイケイソウ(小梅尅)
西黒尾根の日向
ミヤマキンバイ(深山金梅)
西黒尾根

タテヤマリンドウ(立山竜胆)
西黒尾根

ホソバヒナウスユキソウ(細葉雛薄雪草)
イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
西黒尾根
オオカサモチ(大傘持)
西黒尾根
ミヤマカラマツ(深山唐松) 蕾
西黒尾根
タカネニガナ(高嶺苦菜)
西黒尾根
ジョウエツキバナノコマノツメ(上越黄花の駒の爪)
ツガザクラ(栂桜)
ミヤマダイコンソウ(深山大根草)

ヒメイワカガミ(姫岩鏡)
トマノ耳とオキノ耳の間

ギンリョウソウ(銀竜草)

ヤマアジサイ(山紫陽花)
巌剛新道入口

オニシモツケ(鬼下野)
巌剛新道

谷川岳の地図

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第一見晴よりマチガ沢
イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
ホソバヒナウスユキソウ(細葉雛薄雪草)
西黒尾根

ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)
西黒尾根 

西黒尾根より天神平
 
 ロープウェイの駅がよく見えます。
山登りのお客様は、ひと段落でしょうか。
人は少ないようです。

マチガ沢駐車場  15:21
 
 体力が回復していないうちに登るのは、少し無理がありました。
やはり西黒尾根は、急ですね。

谷川岳で出会った植物  (まちがっていたら教えてください)

巌剛新道を下る
 
 沢の中はだいぶ歩き難いです。
この次はダブルストックにしましょうか。
登りと下りのペースがほとんど同じでした。

第一見晴   9:21
 
 ここからは、マチガ沢がよく見える。
下の雪渓では、さっきの人でしょうか、ポールをさせ刺しスラロームで滑るようです。

トマノ耳   11:37

 さすがに大混雑、標柱の写真を撮るのもできません。

これでは先に進むほかありません。

谷川岳下山(巌剛新道) H19 7月 1日

西黒尾根より
 
 下界の天気は、まずまずのようです。
赤城山・子持山も見えました。
 氷河の跡辺りには、いろいろ花が咲いていました。

西黒尾根
 
 サンゲ岩を越えた辺りから、ガスが濃くなってきました。
頂はもうすぐですが、見晴らしは期待できません。
まだまだ雪田は残っています。

オキノ耳   11:55

 こちらも大混雑、何とか場所を確保し、昼食です。

しかし端の方で、晴れていれば恐ろしい所なのでしょうね。
 2日連続の山行きなので、この先はさすがに向えませんでした。