谷川岳-一ノ倉-茂倉 山歩き  H19 10-06

 二年前に歩いたコースをもう一度挑戦。
今年の紅葉は多少遅れているようだ。
例年この時期に登っているので、連休で混みそうだが出かけてみた。
毎年この時期の紅葉には天気に恵まれていないが、 今年は、バッチリ真っ赤な山が見られました。


茂倉岳 1,977.9m
枠のある写真は、はクリックすると少し大きくなります。
土合駐車場-21分-西黒尾根登山口 -1時間35分-ラクダのコル-1時間10分-トマノ耳-24分-オキノ耳
-1時間 8分-
一ノ倉岳軽食休憩18分-13分-茂倉岳-23分-茂倉避難小屋昼
食休憩27分-44分-
矢場ノ頭 -1時間25分-土樽登山口
-29分-土樽駅電車待ち40分15:20=電車10分=15:30)
土合駅-5分-土合駐車場
全歩行工程(電車10分含め) 8時間49分   
谷川岳登山(西黒尾根) H19 10月 6日

土合駐車場   6:06
 
 連休なので、土合駅や此処も車がいっぱいでした。
寒い!寒い!今年一番の冷え込みです。
7:00始発ロープウェイの発車には、まだ時間があるので、西黒尾根をゆっくり登ることにしよう。

ラクダの背 7:57 
 
 林の中のつまらない登りが終了、ここからは谷川岳を見上げながら、岩場を登っていきます。
 この時までは、晴れていたのだが、風が強くなり、雲って来ました。

西黒尾根登山口   6:28

 天気予報は晴れ。
蓬峠経由で土樽と考えてみるが、2年前のこの時期茂倉新道を下った時より15分出足が遅い。
一ヶ月振りの山歩きなので、無理をせず、やはり最短の茂倉新道を目指す。

山行図はこちら

山域別記録
日付順山行記録
谷川岳  トマノ耳標高1,963.2m
(単独行)
オキノ耳標高1,977m 
一ノ倉岳 1,974.2m
HOME
西黒尾根登山道より朝日岳方向

ラクダの背  
  雲っていますが、周りの山も見え、富士山も薄っすら現していました。

茂倉新道より茂倉岳を振り返る 

 こちらも美しい!
紅葉と笹原のコントラストと青空が出てきたので、スカッと
する写真です。
何組もの下山者が・・・ さあ急いで急いで!!

茂倉新道より茂倉岳

西黒尾根登山道 

 氷河の跡、滑りやすいツルツルの岩で、初心者の人が降りて来ると、難儀をします。
とても寒くなってきました。

トマノ耳   9:13

 頂上からの眺めはまったくありません!
紅葉も見えず!
このまま天気が悪化するのでしょか?
うーん参ったな。
天神尾根からは続々と登ってきます。

錦織なす谷川岳

一ノ倉岳へ

 谷川岳(オキノ耳)を振り返ると、ガスが取れ日が差し込み紅葉が輝いていました。
実際はもっと綺麗だったのです!

クリックすると壁紙です。

トマノ耳-オキノ耳間
西斜面が最高の紅葉でした。赤・オレンジ・緑と正に錦織り成す山頂周辺!
登山者も思わず見惚れて、うっとりしています。 紅葉を見ながら、この方達と土樽までご一緒いたしました。

茂倉岳避難小屋
茂倉岳避難小屋を振り返る 

 美しい!!
紅葉と笹原のコントラストの間に、避難小屋が溶け込んでいました。
前も後ろも綺麗です。

茂倉岳先より一ノ倉岳を振返る  

 左が一ノ倉岳、右奥が直ぐに谷川岳です。
見難いですが、山肌の紅葉が綺麗です。
トマノ耳、オキノ耳共、登山者がいっぱいでした。

茂倉岳先より一ノ倉岳と谷川岳

一ノ倉岳へ
紅葉に見とれる登山者(土樽駅で合流)
茂倉新道より矢場の頭  

 紅葉がこれから綺麗になりそうです。
電車の時間を気にしながら下ると、せっかくの景色なのに落ち着きません。


茂倉岳避難小屋 11:39  

 避難小屋とは、思えないほど立派です。
右の建物はトイレです。
いつか泊って見たいなー。
 水戸の人は、電車の時間が気になり先行しましたが、私はのんびり昼食を摂りました。
まだ上からは続々と降りてきます。
15:22の電車に間に合うのかな?
西黒尾根登山道より谷川岳方向
手前はナナカマドの実
谷川岳で出会った植物  (まちがっていたら教えてください)
茂倉新道より谷川岳  

 左がオキノ耳、右がトマノ耳。
一眼に、18-200のズームレンズで最大望遠になります。
カメラとレンズで、1.12kg これでも軽い方ですが、携行している荷物の中では一番重たいな。

茂倉岳避難小屋裏 水場  

 避難小屋北側の、歩いて1分の所にあります。
2箇所から水が湧き出していました。
枯れる時もあるので、ご注意を!

茂倉岳より360° パノラマ
茂倉岳より360° パノラマ クリックすると大きくなります。
茂倉新道下山

谷川岳

ノゾキより西方向 パノラマ クリックすると大きくなります。

一ノ倉岳

一ノ倉岳へ

 紅葉の中を登って行くのは、最高です。
至福の時間です。
天気の回復と同時に、気温も幾分上がってきたようです。

万太郎谷方向の素晴らしい紅葉

一ノ倉岳へ

 茂倉岳はガスが掛かっていますが、手前のカエデが真っ赤に染まっていました。

ノゾキより西方向 パノラマ

オキノ耳

 ガスの合間にすぐさま撮影。

下からは分かりませんでしたが、紅葉が綺麗のようです。
日が差せば輝くのですが、天気具合が。

ナナカマドの実とアズマシャクナゲ(東石楠花)
返り咲きでした。
ウメバチソウ(梅鉢草)
茂倉岳下山道
HOME

一ノ倉岳先より360° パノラマ
一ノ倉岳先より360° パノラマ クリックすると大きくなります。
矢場の頭  12:50

 ここから2時間あれば、土樽に下れるので一安心。
電車に余裕で間に合います。

西黒尾根登山道 

 ザンゲ岩を過ぎると、勾配も緩くなる。
頂上の紅葉は少しは進んでいるようだ。

矢場の頭より万太郎山

 主稜線縦走路も紅葉が綺麗でしょうね。
こちらから見る万太郎山は、カッコがいいなあ!
谷川山系は、紅葉が見事でした。


ご意見ご感想は

オキノ耳   9:37

 少しガスが薄くなって来ましたが、まだ縦走路が見えません。

どんどん人が増えるので、先に進みます。

西黒尾根登山道 

 西黒尾根降り口には、このような看板がありました。
初心者下山不向き、中級者以上。
以前初心者の私は、下山してしまいました。
確かに慣れないと、膝の負担が大きくなります。

西黒尾根登山道 

 最近雨が多かったので、林の中は湿りがちです。
蓬峠経由で土樽と考えてみるが、2年前のこの時期茂倉新道を下った時より出足が遅い。
一ヶ月振りの山歩きなので、無理をせず、やはり最短の茂倉新道を目指す。

ナナカマドの実と谷川岳
茂倉岳先より避難小屋  

 左が避難小屋、紅葉の向こうは高速道路と、これから降りて行く土樽駅です。
土樽は良く見えるのに、歩けど歩けど到着しないのです。

紅葉の先の下山路
茂倉岳へ
一ノ倉岳より茂倉岳
茂倉岳へ  

 一ノ倉岳から直ぐに茂倉岳です。
草紅葉が綺麗ですが、道が荒れて地肌が見えています。
お天気はすっかり良くなりました。
 オキノ耳からは、水戸から来た方と一緒に歩きました。
 

ノゾキより  10:18

 恐々下を覗いて見ました。 とても体を乗り出せません。
一ノ倉沢の紅葉はもう少し先です。

肩ノ小屋    9:04 

 この寒いのに窓が明け払ってありました。
いつものように温度計を覗くと、なんと5℃です!
もう山は冬支度、上着を着込んでガスの掛かって来た山頂に向います。
主稜線方向はまったくのガスの中、これで万太郎山は完全にあきらめました。

茂倉新道下山  

 木の根が張り出して、皆さん嫌がる道です。
すごく歩き難い!
いつまで下れば、林から抜け出せるのだろうか?

画像掲示板

谷川岳の地図

ススキの向こうに白毛門

一ノ倉岳山頂  10:45

 山頂は、笹原で見晴らしが良くありません。
少し先で、休憩し軽食を摂りました。
 単独の女性が登って来たのですが、今日は蓬ヒュッテに泊り、馬蹄形縦走をするそうです。
明日の天気もまずまずなので、羨ましく感じました。

ノゾキより  

 ご一緒した水戸の方が見つけました。
岩登りをやっています。
見ているだけで、恐ろしくなりまね。
 この日、幽ノ沢で遭難があったそうです。

茂倉岳山頂 11:16  

 土樽から高校生も登って来て賑やかになりました。
谷川岳から土樽に出るには、このルートが一番最短なのと、蓬峠へ向う方もここを通過しますから。
正面が茂倉新道、右がこの夏馬蹄形縦走を行なった武能岳を経て蓬峠となる。
 蓬新道を下ると、どうも最終電車でも間に合いそうもないようだ。 迷わず茂倉新道を下山する。

中芝新道  
初、中級者下山不向き、健脚者向きと書かれていました。  笹はきれいに刈ってあったので、そのうち挑戦できるかな?

オキノ耳より朝日岳方向

 反対側の山も紅葉が進んでいるようです。
8月末に歩いた馬蹄形縦走が思い出されます。



ノゾキより一ノ倉沢を見下ろす
岩登りの強者
茂倉新道登山口 14:15  

 ここから土樽への道路歩きがまた長い。
もう少し早く降りられると思ったのだが、膝が痛くなりだして
ペースが落ちてしまう。
土樽駅  14:44 

 電車の38分前に無事到着。
駅には既に数人待っていましたが、電車の入ってくる前に飛び込んで来た若い2人が最後でした。 谷川岳からご一緒だったので、ラッキーだったね!
 たまに数分早く電車が来るそうです。 余裕を持って下山しましょう。