谷川岳で出会った植物  (まちがっていたら教えてください)

ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)
肩ノ小屋西側 

ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)
ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)
天神尾根
マイヅルソウ(舞鶴草)
天神尾根
イワハタザオ(岩旗竿)
天神尾根
コイワカガミ(小岩鏡)

コイワカガミ(小岩鏡)
肩ノ小屋-オジカ沢の頭間

谷川山系主線縦走 2  H19 06-23
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山域別記録
日付順山行記録
赤谷川源流

 赤谷川はここで西から南に90度曲る。
滝つぼが見える。
マワットノセンのかな?

疲れていると、こんな景色に見とれて一休み。
ミツバオウレン(三葉黄連)
肩ノ小屋-オジカ沢ノ頭間

谷川岳主稜線縦走 1へ

越路避難小屋   13:04

 下り坂の途中に小さな、越路避難小屋が見えた。
ここから仙ノ倉山の景色も良い。
でもずっと先まで続いているなー
ここに避難する時は、景色どころではないだろう。

チングルマ(稚児車)

枠のある写真は、はクリックすると少し大きくなります

山行図はこちら

ヨツバシオガマ(四葉塩竃)

平標山へ

 先週は強風で難渋した階段も、今日は難なく降りられる。少し前に先行者がいるようだ。
なんとか追いつきたいが、距離が縮まらない、ザックはの水と食料は少なく軽いが、足が速く進まない。
やはり階段の下りは、苦手だ。
膝に負担がずっしりきてしまう。

万太郎山よりエビス大黒ノ頭へ H19 6月23日
平標山頂  15:56

 山頂の階段に一人休んでいました。
7時の元橋から7時のバスに乗ると言う。
暗くなるのにまだ降るつもりは無いようだ。
 さて弱ったぞ、仙ノ倉で圏外だった携帯もここでは何とか繋がるが、家の奥様に掛けても出てくれない。
最終の電車には間に合いそうもない。
早く降って、誰かに乗せてもらわなければ・・・。
仙ノ倉山より平標登山口へ H19 6月23日
万太郎山を振り返る
ジョウエツキバナノコマノツメ
ハクサンコザクラ(白山小桜)

万太郎山を振り返る  

 万太郎山を下り始めると、すぐヤセ尾根だ。
振り返るとずっと奥に谷川岳が見える。
いい天気だったなあ!
 この縦走路はもっと歩かれて良いと思うのだが、
気象条件が厳しいので、大変なのだろう。

エビス大黒ノ頭より360° パノラマ
元橋駐車場  17:46

 下山中に何とか、妻と連絡がついた。
こちらに向うとの事。 一安心!
 30分ほど待ち、土合まで車を回収に行く。
土合7:25、家に着いたのが8時過ぎ。
 
 最初から朝、平標登山口に送ってくれれば、こんな事にならなかったのに・・・ぶつぶつ。

計画をしっかり立てなかった罰でした。
松手山頂  16:38

 松手山で4人の方に追いついた。
家族と連絡がとれない、わたしは何方かに乗せて頂かなくては・・・
 この方達は、それぞれ湯沢と猿ヶ京に行くと言う。
先に降り誰も乗せてもらえない場合、お願いする事にした。

平標山 お花畑

 風が吹いて、ハクサンコザクラはみんな向こうを向いている。
チングルマは、少ないようだ。
夕方では花も萎み気味なのだろうか。

平標山 お花畑

 とうとう先行者に追いつけなかった。
これまでの経験で疲れた体には、道連れが必要なのだ。
 日中は、お花畑も満開の花で綺麗だったであろう。
喧騒が嘘のように静まり還っている。

仙ノ倉山頂  15:18

 さすがにこの時間、山頂には一人も残っていません。
もうゆっくりパノラマ写真を撮っている場合ではない。
早く降らなければ!
 水分を補給してと思ったっが、凍らしてきたペットボトルの水がまだ解けきっていない。
汗をかいて暑かったつもりが、山の上の気温はあまり高くなかったらしい。

縦走路を振り返る  

 一日歩いた縦走路が、東にずっと続く、だいぶ雲も濃くなってきた、明日の予報は晴だったが、どうも悪くなりそうだ今日の行程は運が良かったのかも?

しかし、一人でこれだけ良く歩いたなー。

仙ノ倉山へ

 ここが最後の急登になる、気合を入れてもう一分張り!
縦走路に入ってまだ出会ったのは、3人のみ、さすがに人恋しくなります。

ハクサンイチゲの群落
仙ノ倉山へ

 せっかく苦労して、エビス大黒ノ頭へ登ったのにまた下りだ。
でもあの山には、何度も訪れているので、親しみがあるのです。
 途中で、谷川岳へ縦走する方と出会い、仙ノ倉山頂には3人ほどいたと言う。
この時間から夜通し歩いて、往復するとの事恐ろしい強者がいるものだ!。
エビス大黒ノ頭へ

 エビス大黒ノ頭へは、あと一山先だ。
いったい何時になったら着くのやら・・・
疲れはピークです。

先が見えない山登りほど、辛いものはない!
この上の岩場には、綺麗なツガザクラが咲いていました。
マワットノセン
マワットノセン

 望遠レンズに切り替えます。
 滝つぼも大きい、近くで見れば水量も多いし、さぞかし豪快でしょうね。
沢登のクライマーでしょうか? 滝の上部に人が見えました。
仙ノ倉山へ

チングルマ(稚児車)
小障子ノの頭-大障子避難小屋間


肩ノ小屋-オジカ沢ノ頭間

ハクサンコザクラ(白山小桜)
肩ノ小屋-オジカ沢ノ頭間

ヨツバシオガマ(四葉塩竃)
大障子ノの頭-万太郎山間
ミヤマカラマツ(深山唐松)
障子ノの頭-万太郎山間

オゼソウ(尾瀬草)?
大障子避難小屋-大障子ノ頭間

ハクサンイチゲ(白山一花)
万太郎山-エビス大黒ノ頭
ハクサンイチゲ(白山一花)
万太郎山を振り返る

毛渡乗越へ

 東俣ノ頭を左に見ながらヤセ尾根を下ると、ハクサンイチゲの大群落が待っていた。
シラネアオイもいくらか咲いている。
平標のお花畑も良いが、ここは人の来ない天上の楽園。
時間が許せば、昼寝がしたいなあー!

万太郎山先のハクサンイチゲの大群落
エビス大黒ノ頭より360° パノラマ クリックすると大きくなります
シラネアオイ(白根葵)
万太郎山-エビス大黒ノ頭

タテヤマリンドウ(立山竜胆)
大障子避難小屋-大障子ノ頭間

平標山 お花畑

 ハクサンイチゲは、開花期間が長いようだ。
縦走路で一番多く目に付いた花だった。
 ずっと遠くに、沼田の町も見える、さてこれからどうやって車を回収しようか?。

仙ノ倉山へ

 つらい登りもこれだけ、ハクサンイチゲの群落が見渡せるとぜんぜん気にならなくなる、不思議なものだ。
 遠くに見えるのは、昨年の錦秋時期に登った巻機山だろうか。
エビス大黒避難小屋  14:51 

 この小屋もだいぶ狭いです。
仙ノ倉山先よりいつも見えていただけに、ここまで来ると感無量。
稜線縦走路を振り返る
エビス大黒ノ頭  14:18

 我慢していた水分補給をして、少しのパンを口に入れる。
パンは軽くて良いのだが、水が無くては喉を通らない。
すぐ動けず、しばし7分ほど休憩!
 この縦走でなんと言っても、エビス大黒ノ頭への登りが一番の難関でした。


毛渡乗越  13:04

 赤谷林道からのコースとの接点、鞍部にある毛渡乗越の標柱も倒れたまま。
 ここまでだいぶ下ったので、登り返しが恐ろしい。


ゴゼンタチバナ(御前橘)
肩ノ小屋-オジカ沢ノ頭間

ジョウエツキバナノコマノツメ
(上越黄花の駒の爪)

肩ノ小屋-オジカ沢ノ頭間

ミヤマキンバイ(深山金梅)
障子ノの頭-万太郎山間
コバイケイソウ(小梅尅)
大障子ノの頭-万太郎山間
ツガザクラ(栂桜)
ハクサンイチゲとハクサンコザクラ

万太郎山を振り返る  

 花が名残惜しいので、再び振り返ると、万太郎山の上に、雲がふわりと浮かんでいる。

 しかしまだまだずっと下りが続く。
こんなに降るとは!
綺麗な景色でしたが、この先は一番の辛いのぼりでした。

谷川岳主稜線縦走 1へ

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万太郎山の地図

エビス大黒ノ頭を振り返る       エビス大黒ノ頭の南斜面は、岩場の絶壁です。
仙ノ倉山とハクサンイチゲ
仙ノ倉山へ

 やさしい山容の仙ノ倉山は、ハクサンイチゲがよく似合います。
 素晴らしい景色と、綺麗な花で疲れた体でも何とか登る気力が出てきます。

エビス大黒ノ頭より仙ノ倉山へ H19 6月23日
エビス大黒ノ頭へ

 疲れた体で一山越えると、エビス大黒ノ頭がまるで壁のようだ。
この先には仙ノ倉も待っている。
バテバテで仙ノ倉の登りが、きついと聞いていたが、こちらも大変そうだ。
 今回は此処からが、一番辛い登りです

ツガザクラ(栂桜)
エビス大黒ノ頭-仙ノ倉山間

ハクサンチドリ(白山千鳥)
エビス大黒ノ頭-仙ノ倉山間

ハクサンイチゲとハクサンコザクラ
平標山 お花畑
ベニサラサドウダン(紅更紗満天星)
松手山の下

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